姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②
もしかしたら相手の事情を知って、
憎み切る事が出来なくなってしまったのかもしれない。
変な感じだった。
俺だってさっきまで、この二人の戦いを、
物陰から見ていただけだったのに。
今はこうして近くに座って、
身の上話なんか、聞いている。
「なあ……教えてくれ。
一代目は、もういないのに、
俺は中途半端に生き永らえている。
俺は、これからどうしたらいいんだろう……?」