姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②
彼の話から、今の彼の生活は全て、
その『組織』とやらが面倒を見て来たのだと分かった。
だけど、彼は自分がただ利用されていただけだと気付いたから、
二度とそこへは戻らないだろう。
しかしそれ以前に、彼の姿はもう、人間とはかけ離れていた。
歪に膨らんだ腕や脚。
ごてごてと飛び出した、物騒な兵器。
火薬の臭い、顔の傷、片方しか無くなった目。
とても、この狭い日本で、生きていけそうにはない。