姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②
だが彼は、剣太を監視するだけでは飽き足らなかった。
だから、徹底的に剣太を追い詰めた。
正直、河合はどうでもよかったのだ。
剣太が再生していく姿も、彼から採取した細胞がいくらも解析出来ずに、
実用化のめどが立っていないでいる事も。
一族中から希望した進路を反対され、
強迫じみた選択を強いられて、この職に就いた時から。
自分がなりたいものになれないと、知った時から。