姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②
そんな時、近くで爆音がして、すぐ後に電話がけたたましく鳴り響いた。
内線だ。何か起こったのだ。
彼は受話器を取るなり、「何事だ」と尋ねた。
物が破壊される音や、ガラスの割れる音が聞こえて来た。
『こちら実験管理棟!
F-53――フランケンシュタインが、暴れています!』
F-53とは、剣太の事だ。
「風良剣太」という名前は、河合が勝手に彼に付けた名前だった。