姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②



「ここに……いたのか」
 

剣太は思わず、呟いた。
 
一代目は沈黙している。
 

彼のケースのすぐ横には、人の腕と足が、それぞれ浮いていた。

プレートには、『F-53』と書かれている。

……自分の手足だった。
 
しかし、剣太はまず最初に、一代目のガラスケースを破壊した。

弾丸を数発撃ち込むと、ケースは容易に砕けた。

< 400 / 455 >

この作品をシェア

pagetop