姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②
彼が愛そうとして、博士に頼んだ彼の妻は、
結局完成させて貰えなかったから。
そんな一代目が、放浪の果てにどうしてこの国に辿り着いたのかは、
分からなかった。
それよりも、最後に彼が少年と行動を共にしていた事の方が、
もっと分からなかった。
あんなに醜かったのに、
彼は人間に受け入れられたとでもいうのだろうか。
だとしたら……それは何て、
羨ましい事なんだろう。