姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②
「るっせーてめえ!
髪の毛に放火して、キューティクル皆殺しにされてーのか!」
「やだー!」
エリアルが笑いながら首を振ると、姉さんも一緒になって、
「それは駄目えーっ!」
と叫んだ。
今日もまた、馬鹿騒ぎが始まった。
本当にいつもこんな調子で、
ゆっくり何かを考える暇がない。
だけど、……認めるのは癪だけど……
それが、今の俺の幸せなのかもしれない。
【終わり。でも『姉さんの先輩は狼男』につづく】