姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②
「ううん。……あのね、エリアルはもうかなり長い事生きてるじゃない?
だけど、物事の考え方なんていうのは、最初の何十年かの間に、
大分決まっちゃうじゃない。
だから、エリアルにしてみれば、私達の考え方の方がおかしいのかもしれない」
「そんな事無いよ。
……っていうか、仮にそうだとしても、姉さんが考え方を変える必要なんて無いよ」
俺は、ゼリーのブドウを口に放り込んだ。
そして、エリアルに対して出そうになった酷い言葉を、ブドウと一緒に噛み砕く。