姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②
姉さんは、丁度スプーンを咥えた状態で、またびくついた。
「わ、分かったわ……」
俺はその姿を見て、微妙な気持ちになった。
少し前まで、何に対しても堂々としていた姉さんなのに……。
今の姉さんは今にも泣きそうで、見ているだけで、
少し落ち着きが無くて可哀想だった。
「今晩……エリアルが帰って来たら、きちんと話すから、心配しないで。ね?」
「……うん」
心配だらけではあったが、俺はとりあえずそう言っておいた。