毒草彼女 -ポトスで始まる恋ー

あ。



そういえば。



『お恥ずかしい事に、まだお付き合いとかした事無くて。』



ソテツの前で交わした言葉が、蘇る。




し、

しまったーーーーー!!!!




ハンドルを握りながら、俺は手に汗を握った。
背中にも嫌な汗が流れている。

いつの間にか、こっちに来た時には必ずと言っていい程寄っていた、うまいラーメン屋に着いていた。

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