同い年の恋人 2
キレそうになるのを我慢しながら運転して やっとみんなの待つお店へついた。
(みんなとは、佳幸・昴・京ちゃんと幹生の高校時代の友人3人とその中の彼女が一人来てて合計9人 卒業前はよく一緒に行動してたんだ)
佳幸に昴はメアリーに集中
「かわいいねー」
「人形みたいな目してんね」
なんて…
京ちゃんが
「ちょっとどーなってんの?あれ」
と、心配してくれてる。
プラス昴も『メアリーメアリー』と言うから自分も気に入らないんだと思う。
「知らない」
「沙弥大丈夫?」
「何が?」
「顔色よくないよ?」
そう!夕べは今日久々に会えるから興奮して眠れなかったんだ。
「大丈ー夫だよ」
「あの子 ずっと居るわけ?」
「じゃない?」
「じゃない?って あんた他人事のようにぃ~」