同い年の恋人 2
「オレが居ない間 こんな変なヤツには 引っ掛かるなよ」
「そんな心配しなくても あたしは…幹生だけだから」
『あーあ
3月だと言うのに熱い熱い』
あっ…
みんな 周りに居たんだった(///∇///)
急に恥ずかしくなった。
『別れのチューでもすれば?
見ててあげるよ』
なんて 周りは茶化す。
その時…
【パリ行きのご案内…】
アナウンスが流れた。
「いってきます」
幹生はニット帽を深々と被り 搭乗口へと歩き始めた。