身勝手な恋情【完結】

だけど彼が嘘を言っているとは不思議と思わない。



「あっ……」



やがて蓮さんが普段私も意識しない、体の奥にあるスイッチを探し当て、入れる。



「や、あ、」

「もう、イキそうなの……?」

「んっ、」



コクコクとうなずくと同時に、


「いいよ……今日は特別可愛いひよに、ご褒美をあげる……」


蓮さんの甘い言葉に

ポイントを突く腰の動きに

全身が粟立つ。ゾクゾク震えが止まらないほど、興奮する。



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