キープアウト!―亮二サイドストーリー―
バッタリ!
「おい。何であの子たちがついて来るんだよ?」


「悪い。話しの流れで、佐伯と飯食いに行く話しをしたら、一緒に来るって」


「何だよ…それ」


オレはため息ついた。
訳分かんない。

今日は金曜日。

久しぶりに、同期のメンバーでご飯を食べに行くことになった。


メンバーは男4人のはずが……

なぜか。
女性社員がいる。

しかも、4人も!
合コンか!

店に現地集合で、オレは一番最後に来た。

すると、女の子たちがいるじゃないか。

店の駐車場で抗議していたところだった。

「まぁ。女の子たち先に帰せばいいだろ?」
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