キープアウト!―亮二サイドストーリー―
ただ、書類作成の数が多かった。

明日と今日と分けてやろうと思っていたら、別の部署から手伝いにきていた、村中が手伝ってくれることになった。

最近、うちの部署は忙しい。

なので、何人か別の部署から手伝いにきてくれていた。


「おい。佐伯」

隣の席の先輩がニヤニヤしている。

「何ですか?」

「村中、オマエに気があるらしいぞ。美人だからって誘惑されて、ここで変なことするなよ」

「しませんよ」

たく…っ。

何を言い出すかと思えば…。

先輩は「お疲れ」と言い残し、事務所から出て行った。

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