ドキドキのち、マイラブ
仲村さんから渡されたロッカーキーの番号を見て、そのロッカーを開けた。


すく横には小野さんがいる。


｢私は小野杏子。よろしくね。｣


｢皆川花梨です。よろしくお願いします。｣


他の2人の女子も私たちに駆けよって来た。


2人とも同じ大学で、接客業が好きでこの会社を選んだそうだ。


やっぱり私以外は4大出の22才。


男子社員4人も4大出で、その中の田村陽人は大学院を出ていた。


８人の中で田村君が一番年上の24才だ。


着替えた私たちは、男子たちが待つ会議室へと急ぐ。


制服に着替えた時、長い髪が邪魔で丸めて頭の上に乗せてると、その姿を見て田村君がクスッと笑った。


なにが可笑しいのだろ。


この髪形が似合ってないとか。


彼の視線が気になってしまう。








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