あの頃より きっと。
「ったくホントに…。お前、登校途中倒れたんだよ?俺が見たわけじゃないんだけど、俺とお前がある程度仲いいって知ってた1年が教えてくれたわけで。でだ!俺はお前をここまで運んだんだんだよ!感謝しろこのバカ!」





私は驚いて、思わず体を起こした。

そういえば、そんな感覚はしていた。

それは気のせいかと思ったけれど、本当だったのか。




それより、その1年生はあの子なのかな。

そこがどうも引っかかった。
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