あの頃より きっと。
「青春ねぇ…今のうちよ、宮岸さん」





「先生、私の話楽しんでません?」





「えへへ、バレちゃったかしら」





彩穂が先生に向かって笑いかけると、先生も笑いかけてくれた。




私の不安、取り除こうとしてくれてるんだな。先生。



そう思うと、彩穂は心が温かくなった。

< 121 / 477 >

この作品をシェア

pagetop