あの頃より きっと。
「ダメだよ彩穂、何言ってんの?!」
「そんな足で走れるわけ無いでしょ?!悪化したらどうすんの?!」
部員は、彩穂の体を思ってわざと冷たい言葉をかける。
しかし、その言葉は彩穂をすごく辛くさせた。
「私…やっぱり無理なのかなぁ…っ」
あまりの悔しさで、体が震える。
でも。
この試合は勝ちを取りに行きたい。
ずっと頑張ってきた。
ずっとここを描いてきた。
何があっても、勝利したいのだ。