敏腕美人秘書のみゆきさん ■


「ねぇ、
 ナギサ・・・
 これ、何の味?」


おいしいんだけど…
なんだろう?


目の前の真っ白のふわふわした
ムースの様な、
プリンの様な
不思議な
デザートを一口食べて、

私は
隣にいるナギサに目配せをする。


「・・・あれだろ?ミユキ。」


ナギサはもう
最後の一口を
ひょいと口の中に入れた。


だから、
あれって何よ?



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