敏腕美人秘書のみゆきさん ■

私が
文句を言う前に、
ナギサが卑怯なまでの
見とれるような
笑顔でにっこりとほほ笑んだ。



「--なぁ、ミユキ。

 ライチ。

 なんだぜ?」








---は??



だから何??



「ちょっとっ!ナギサっーーー」




ぱたん。



無機質な音を立てて
ふすまが閉まる。



えぇーー

私にどうしろっていうのよ・・・


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