完ぺきヤンキーと出会った子猫ちゃん




えっ、誰から来ちゃったよ。



「何で泣いてんの???」



振り返ると、そこには……。





「神……崎遼……先輩?」



何で、ここにいるの……?




「希輝ちゃん?遼でいいよ!」



「えっ、でも……」




「俺がそう呼んでほしいんだ…。
ね?遼って呼んで??」



えっ〃でも…。って、何でいちいち
耳元で言うの???



「ぢゃあ、遼……くんで!♪」


私は、とびっきりのsmileで言った。


「ぉ、おう〃」





「あの……遼くん?なんで、ここにいるんですか???今は、まだ授業中ですよ?」



「ん?希輝ちゃんの事が心配で見にきた……。大丈夫?」


えっ〃あっ、そうだお礼言わないと!



「あの、遼くん?ここまで連れて来てくれて有り難うございます。」



よし、お礼も言ったし教室に戻ろ♪


「ねぇ、お礼はいいからさ……。ちょうど、ここにベッドあるし…やる?(笑)俺、うまいよ?(笑)」



えっ〃


「な、何言って……」




チュッ……。


私は、彼氏でもない今日はじめて喋った相手にキスをされた……。


キ、キ、キス--------------!!!


な、何で???


「な、何してるんですか?」



「んー、好きだから♪」


「えっ、誰が誰をですか?」


「俺が希輝ちゃんを♪」


「なっ、冗談は止めて下さい!!!!!」




「冗談ぢゃないよ!なら明日、休みだしデートしよ♪明日の午後10時に○×駅に集合ね♪それぢゃあ、俺行くね!」



遼くんは、Bye-Byeと言うと保健室を後にした……。



「椎名さん!良かったわね♪学校1のモテ男にデートに誘われちゃって!まぁ、椎名さんも学校1モテるからね♪」


えっ……先生、なにいってんの?



「どういう事ですか?私、みたいな不細工が学校1モテるわけないぢゃないですか!!!」


「そんな事ないわよ?だって、保健室に来るほとんどの男子が悩みで来て、その悩みが椎名さんにどう告白すればいいかとか椎名さんとデートしたいとかだもん」


え-----------!!!!!



「そうなんですか!!!!!」



ビックリ……。私がモテるなんて…。



それより……遼くんとのデートどうしよぉ……。


私は、そんな事を思いながら保健室を後にした……。



どうしよぉ……。




私は、結局デートに行く事にした…。











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