ホットココアのキミ
「矢野くん」

私はすごく緊張しながらヤノっちの後ろから声をかけた。

「はい?」

「っ、き、今日、19時に仕事上がれる?」

「え、はい。大丈夫ですよ?なんかあるんですか?」

「とりあえず、空けといて…下で合流で…」

「??了解しました」

不思議そうな顔のヤノっちを残して私は仕事に戻った。
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