明るい光のその先に
「光!」
「なに?」
「私…蓮と付き合ってる!セックスもした!
でもそれって隠した方がいいの!?」
手話の指が震える
光は私を抱きしめた

「言ってみろ…父さんに…
 賭けに買ったんだ、きっと文句は言われねぇよ」
その言葉を信じて
私は蓮に相談した

「なんだよ!賭けしてたのかよ!?」
「黙っててごめんなさい!」
ぺこりと頭を下げると
蓮はくすっと笑って
「いい知らせ待ってる!」と言って
会議に言ってしまった

「ママ…私は…」
《大丈夫よ…明…自信を持って…》
ふわりとそう言われた気がして

私はパパの元へ急いだ
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