【 腐りかけのteenager  】
高校3年の冬-

私達は見事看護学校に合格することが出来た。

リョーと二人、抱き合って喜んだ。

ただ一つの難点は、私達の学校が違うと言うこと・・・。

リョーは元から頭が良く、生活態度も良かったため、有名校に入学した。

私はレベルの低い一般看護学校だ。

それでも、卒業したら私達は同じ看護師として働くという夢を抱いていた。

「離ればなれになっても親友だよね!」

そう言い、私達は親友の証としてギューッとハグをした。

私達は車で3時間くらいの距離に離れてしまった。

遠距離恋愛をしているカップルのように寂しかったが、3年間の我慢だとお互い言い聞かせ、頑張った。
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