【 腐りかけのteenager  】
数日後、私はまたもや警察署に呼ばれた。

次は何・・・?

そんな不安が頭を過ぎる。

いつもの女性警官が私の元にやってきた。

「マキちゃん。男の刑が確定したの。懲役3年、執行猶予5年よ。たった3年って・・・刑が軽すぎると思わない?でも、世の中こんなもんなのよ・・・。犯罪者には甘いわね。同じ女として10年は入ってもらいたいわよ!」

「3年・・・。3年経ったら出てくるんですよねぇ・・・。そしたら・・・。次は確実に殺される・・・。」

私はものすごい恐怖に駆られ、全身ガタガタ震わせた。

「大丈夫。もし何かあったらすぐに警察に通報して。男は何の権力もない男だから、怖がらなくても大丈夫。」

警察官はそっと優しく私を包んでくれた。

「・・・解りました。」

私は少し不安を抱えながらも納得した。

「それと、これ-」

女性警官は1枚の封筒を差し出してきた。

「見ても良いんですか?」

「えぇ。あの男から、マキちゃん宛よ。」

脅迫状?!

裏切ったから・・・?

私は恐る恐る手紙を開いた。
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