【 腐りかけのteenager  】
「俺さぁ、男とメールしてるだけでも、浮気とみなすから。解るよね?」

「うん。そんなこと絶対にしてない!何でそんな事疑うの?」

私は健二さん一筋なのに・・・。

言いたい言葉は口から出ない。

心の中に閉まってしまう・・・。

不器用な自分にいらだちを覚えながらも、半分喧嘩のような口論。

私がもっと素直になれたら・・・。

智也と付き合っていた頃の私は何処に行ったんだろう・・・。

あの時の私はどうかしていたくらい、智也に夢中だった。

でも、今の私は高校時代に逆戻り。

彼氏一筋!のような子には何故かなれない・・・。

私の心の中の何かが私にストップをかける。

また同じ過ちを繰り返したくないから・・・?

そんな疑問を心に投げ掛けていた。

「俺さぁ、絶対浮気しないよ。マキがスナックも浮気だって言うから、そんな店にだって行ってない。本気なんだ。」

「うん。知ってるよ。ありがとう。」(^¬^)
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