俺様彼氏!?~学校1のイケメンに愛されて~
そして私達は教室に向かっている。んだけど…

『『『キャー』』』

女子の黄色い歓声がうるさい。
声のする方を見てみたら…
すごくカッコいい人。
くっきりとしたまぶたにすっとした鼻筋。
そして色素の薄い金髪。
誰もが2度見するような完璧なルックス。
だけど…私は別。
こーゆう人は好きじゃない
だって自分の事カッコいいと思ってるただのナルシストじゃん。それにいかにも遊んでそう。
だから顔だけに乗せられる女子も無理。
『ねぇねぇ~、あの人カッコ良くない?///』
菜々美が興奮してる。
その隣では…大地がイケメン君を睨んでる…。可哀想だけどさすがの大地でもあの人には叶わないよ。
『私は興味ないけどね~』
『そうだよ、あんなやつやめとけって!』
大地が同意する。
『大地くんまで。も~別にあたし好きになった訳じゃないし~!!』
ホッとした顔の大地。
『2人とも鈍感だな~』
『『は?』』
ヤバいヤバい。
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