Hurly-Burly 4【完】
最近、こんなことばかり思い浮かぶなんてあたし
どうかしてるのかな?
「日和は、最近どうなの?」
「あたしですか?」
残念な話だがそのような浮いた話は微塵にない。
「この前はボーッとしてたと思ったら、
急にお汁粉を作らねばとか血相かいて
教室から飛び出していくし、あんた精神的な
病気にでもかかったんじゃない?」
相変わらずの冷たいお言葉ですこと。
「ご心配するような病気等はありませんよ!」
「それならいいんだけど。」
サユ、あたしを何だと思ってるんだ!
水を入れた鍋を火にかけて蓋をする。
「日和、この問題なんだけどさ・・」
お水が沸騰するまでサユのお勉強のお手伝いをした。
※明日当たるそうだ。
「向こうから良い匂いがしてきましたね。」
料理研究部は何を作るご予定なのかしら?
レシピというものをこっそり盗みに参上しようかな。
「日和、鍋が大惨事よ!」
「は、はい!?」
いつの間にか沸騰していたのか吹きこぼれて
いるところサユが火を止めてくれた。
※その間、レシピをこっそり拝見していた。
「大変だわ、お砂糖入れなくちゃ!!」
ワタワタしながらもお汁粉作りをしていると、
ナル君が様子を見に来た。
「ヒヨリ~ン」
ガバッと後ろからタックルされてビックリした。
「ナル君、今鍋に頭突っ込むところでしたよ!!」
「ごめんな、ヒヨリン怪我してない?」
「いいえ、大歓迎ですが危ないですからね。」
何と、今日も可愛いんだろうか。
「只今、お汁粉を作ってますからね。」
「うん、楽しみにしてたんだ!」
ナル君がエンジェルスマイルを向けると料理研究部の
女の子が次々にバタバタと倒れていく。
あらら、ナル君のエンジェルスマイル最強だ。
あたし、免疫がついてきたのだ。
これしきのことで鼻血はなど出しませんからね。