虹色青春物語。



「私は本気で透が好き。…ほんとは、未空と付き合うずっと前から好きだったの。でも…言えなかった。
未空は親友だから。好きな人には幸せになってほしかったから。
ずっとずっと、言わないで、我慢してた。でも…もうこれ以上、我慢なんてできない…!」





そう言って私は、透を抱きしめた。





「!!奈、保…」





「透、行かないで…」





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