虹色青春物語。



「そうだよね…うん。水草くん、ありがとう。すごい楽になったよ…」





私は心から水草くんに感謝した。なんだか気持ちの整理ができそうな気がしてきた。





私だけの気持ち。私だけの心。






「俺は何も…でも、楽になったんなら、よかった。」





水草くんのおかげだ。





「水草くん、奈保のこと…協力するからさ。何か私に出来ることあったらいつでも言ってね」





「うん、ありがとう。」





「それじゃ。」





「またね」





水草くんは私の心を楽にして、去って行った。ありがとう、本当にありがとう。





< 76 / 106 >

この作品をシェア

pagetop