カタナ

トップ4

「ト、トップ4...」




誰かが言った。


誰かは解らない、ケド。


そんなことより。あれがトップ4なるものなのか。





「あれ?女の子がいる。なんで?」

あたしを指さす男が一人。背の低い、わりとかわいらしい顔つきの彼。

「あ、あたし転校してきた・・・入江詩月、です。」

やだ、な。

こいつ等のあたしに向ける眼が、冷たい。

「へぇ~そうなんだ。じゃ、俺らのこと知らない?」

あたしに指さした人のすぐ後ろにいた、ワックスで頭がツンツンになってるやつが聞いてくる。

「トップ4って呼ばれてるんですよね?」

「あ、知ってるんだ。」

「えぇ、教えてもらったので。詳しくはしりませんが。」

ここまで言うとチャイムが鳴った。

あたしが、あっと思うのと同時に、かわいらしい彼が

「またねッ!」

と言って席に着く。

それを合図に他のメンバー、クラスメイトも席に。

なら、あたしも。
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