君が教えてくれたこと





コイツに言おうとした俺がバカだった。


無類の女好きがこの話に飛び付かないはずがない。




俺は、佑樹に話すのを断念して佑樹の鞄からゲーム機を取り出して電源を入れた。



「あ〜!ちょっと、ちょっと、人のゲーム機勝手に取らないでくれる!?」




悶えていた佑樹は俺がゲームをしようとすると、コロッと態度を変えた。


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