イブの夜に
俺の名前は、

MONO42号

この星地球上の生物ではない。

いわゆる宇宙人というやつだ。

この星の研究は飽きるほどした。

どうやら、人間というものが支配しているらしい。

そしてこの夜。

人間が一番気を緩める日だと

記憶している。

だから俺はこの日まで、

ずっと待っていたんだ。



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