Love☆Situation〜恋する乙女に送る物語〜
「たぶん、寝てたぞ」
「は?寝てた?」
人の家の前で、普通寝るか?
てか、眠いなら帰ってくれ・・・
「行ってやれよ。智が可哀想じゃん」
勝手に待ってるだけじゃん。
・・・なんでわたしが。
「今から宿題やるの」
絶対、いや。
「いいから行けって。母さんに知られたら、何か言われっぞ」
・・・・・・・ゲッ
それはマジで勘弁。
「見に行けばいいんでしょ?あぁ、もう分かったよ」