だってボクらは、生きている。~ギャング・エイジ~(脚本)
ハトばぁ「この前、三途の川の案内人に聞いたんだけどね。孫がどうやらまだこの世にいるみたいなんだよ」





ハカセ「孫のことが心配でまだ成仏できないわけですね」





ハトばぁ「家の中にいれば説得して連れて行くんだけどねぇ」





マアヤ「ハトばぁは探しにいけないの?」





ハトばぁ「ばぁはこの家から出ていけないんだよ。マアヤ」





オサム「そういうもんなのか? ハカセ」





ハカセ「どうでしょう? 浮遊霊の類なら問題ないんでしょうが、ハトばぁはたぶんこの家に強い思いがあって離れられないのではないかと」





ハトばぁ「ハカセはばぁよりも物知りだね。偉いよ」





オサムN「久しぶりのハトばぁとの会話で気付いたことがあった。




ハトばぁは僕達を必ず褒めてくれた。




ハカセは、物知りだと。




コウタは、天真爛漫だと。




マアヤは、面倒見がいいと。




マサノリは、物怖じしないと」





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