甘い姫のスパイス達
―――――――
「着いちゃった…」
お店の前で深呼吸をして
ゆっくりとお店に入った
「「「いらっしゃま……」」」
出迎えたホストとスタッフが
固まった後笑顔になる
「莉亜ちゃん待ってたよ!
ほら、こっちこっち」
私は訳もわからず
一人のホストに連れられて
常連のお客さんが沢山いる
お店の中央に何故か
一人で立たされた
―パチンッ
それと同時にお店の電気が
全て消えて…
私だけが照らされていた
「え…なに…?」