私と先輩。


「ぶッ!?ごほっ。ごほっ…!!」


いきなりのお似合い発言に、つい飲んでいたコーヒー牛乳でむせてしまった。


「だ、大丈夫誠!?」


心配そうに、奏は私の背中をさすってくれた。


「ごほ…、だ、大丈夫…」


「もぅ…。動揺してるの~?」


ニヤニヤと私を見てくる奏。


「違う」


奏の鼻を指で掴む。


「むッ!?」


「…先輩は、ないなぁ…」


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