【完】私、冷たい幼なじみと同居します!!






「蓮、可愛いーっ!」




蓮をまたからかう。




「ふざけんじゃねぇーよ!………その、お前の……」




蓮が何か言いかけたけど「やっぱり言わねぇー。」と、言うのをやめた。




「何ー?すごく気になるッ!!」





私は蓮に「何言おうとしたの?」としつこく問いかける。





「ねぇ、教えてよっ!!」





「あーっ、もうしつけぇーなぁ……」





蓮はとうとう折れたのか、「一回しか言わねぇーかんな」と言った。





「その……お前の……方が可愛い……って言いたかっただけ!!!わかったか?」





蓮はそれだけ言うとそっぽ向いた。





私の温度は一気に上昇する。
< 218 / 344 >

この作品をシェア

pagetop