【完】私、冷たい幼なじみと同居します!!
「蓮、可愛いーっ!」
蓮をまたからかう。
「ふざけんじゃねぇーよ!………その、お前の……」
蓮が何か言いかけたけど「やっぱり言わねぇー。」と、言うのをやめた。
「何ー?すごく気になるッ!!」
私は蓮に「何言おうとしたの?」としつこく問いかける。
「ねぇ、教えてよっ!!」
「あーっ、もうしつけぇーなぁ……」
蓮はとうとう折れたのか、「一回しか言わねぇーかんな」と言った。
「その……お前の……方が可愛い……って言いたかっただけ!!!わかったか?」
蓮はそれだけ言うとそっぽ向いた。
私の温度は一気に上昇する。