【完】私、冷たい幼なじみと同居します!!






「お前と出会えてよかった………お前とずっと……一生……一緒にいたい。」




蓮の突然のプロポーズに、驚きを隠せなかったけど私は迷わず、





「…………もちろん、だよ」





と、大きく頷いた。





「あのな、この遊園地のツリーが点灯する瞬間にキスしたら一生一緒にいられるっていうジンクスを勇人が教えてくれたんだ。」





そんなジンクスがあるんだ……





「…やべえ。俺世界一幸せかもしんない。」




と、両手で顔を覆う。





そんな蓮を愛おしく思った。





「蓮………愛してる」




「え!?今、何て……」




「ふふ、もう言わなーいっ」




「お、おい、言えよ!!」





そう言う蓮が何だか子どもっぽくて面白かった。
< 342 / 344 >

この作品をシェア

pagetop