青空バスケ―2nd―
様々な想いを乗せて
大和side


……ふぅ。


小さく息を吐いて、コートを見つめる。


これから始まる……試合。


……三年前。

ここで鳴瀬先輩達は三里に負けた。


強豪校との戦い。


多分、ほとんどの奴らが三里が勝つと予想してるだろう。


だから……俺は絶対にここで負けられない。


……何があっても。


「……大和」

「何だよ、蓮。
緊張してんのか?」

「誰がするか、バカ。
お前が変に力入ってないか確かめにきたんだよ」

「入ってねぇよ。
入ってねぇけどさ……」

「けど……?」

「早く試合したくてしょうがないんだよ……俺」


俺がそう言うと、蓮は呆れたように笑った。



相変わらずのバスケ馬鹿だな。


そう言って。

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