先輩とあたし。
. 先輩が近い

西村先輩に告白して数週間。

あたしはまだ西村先輩に告白の返事を聞いていなかった。

告白の返事を聞くのが怖かった。

だって誰でもふられるのは嫌じゃん。

怖いじゃん。

でもいつかは聞かないといけないんだよね…。

『はぁ……』

だらーっと自分の席の机に突っ伏す。

凪瑠「愛李ー」

『んー?』

ちらっと前にいる凪瑠を見た。

凪瑠「次の授業ってさー、長距離継走大会のやつだよね?」

『あー、うん。たぶんそうだと思う』

長距離継走大会っていうのは、まぁ文字通り長距離を走る大会。

マラソン大会みたいな。

< 90 / 310 >

この作品をシェア

pagetop