今すぐ好きって伝えたい!
私の嗚咽は止まらない。

心が痛い。

次に会うのが怖い。

痛い。怖い。



結局、教室に帰ったのは次の授業が始まる直前だった。

入ると真っ先に拓也君と目があった。

むしろ、拓也君は私が入ってくるのを監視しているようにも見えた。

拓也君は口を開きかけたけど、私は目を逸らして、自分の席に行った。

もう、拓也君の顔を見てるだけでつらい。

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