破壊と理性の狭間で
「戦闘機に付いてるレーダーは死角がある
何処だと思うか?」

なんて質問をしてくるんだと思った
まだこれから習うってところを言われてはたまらない

『・・・ま、真下…?』

頭に思い浮かんだのを適当に言ってみた

「正解だ!なんだ予習をちゃんとしてるじゃないか!」

髀呼はとりあえず安心して席に着いた
実は髀呼はまったく予習なんてしていなかった
自分の部屋に支給された漫画に載っていたのだ
早く終わらないかと思い髀呼は壁にかけてある時計をみた
丁度終わりの時間だった

キ―ーン―コ―――カ――ン――――・・・・・

とそこで終わりのチャイムが鳴った
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