社長の吐息プラチナの甘美な囁き
尚貴はほんのりと頬を染めて、上機嫌に私を見つめていた。
「どう?」
「…お前が選んだモノだ…俺に訊く必要ないだろ?…店員さん…マリッジリングもお願いします」
「サンプルをお持ちしますので、お待ちください…」
店員さんは椅子から立ち上がって、ショーケースの方に戻っていた。
「…お前の指は細いから小さいダイヤが似合うんだな…」
「…本当にいいの?小さくても20万するけど」
「…50万でも100万でも…お前が欲しいと言うなら…俺は買ってやる」
「ありがとう…」
「どう?」
「…お前が選んだモノだ…俺に訊く必要ないだろ?…店員さん…マリッジリングもお願いします」
「サンプルをお持ちしますので、お待ちください…」
店員さんは椅子から立ち上がって、ショーケースの方に戻っていた。
「…お前の指は細いから小さいダイヤが似合うんだな…」
「…本当にいいの?小さくても20万するけど」
「…50万でも100万でも…お前が欲しいと言うなら…俺は買ってやる」
「ありがとう…」