社長の吐息プラチナの甘美な囁き
それが私の秘書だったーーー・・・


今の秘書のお母さんは会長の秘書と兼任していて忙しい毎日を送っている。


最近、更年期だと言って辛いと漏らしていたし、


私専属の秘書も必要になって来た。



美古会長に相談したら、奇妙なコトを言われた。


「やっぱり、早祐ちゃんは尚貴のコト…好きだったのね」


「え、いえ…私は…別に」


女子社員に手を出す狼の尚貴を見張るつもりで・・・


好きとそう言う感情じゃない。


確かに昔は…好きだったけど。


今の尚貴は好きじゃない。


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