社長の吐息プラチナの甘美な囁き
「…私たちは別に付き合ってるだけで、結婚はまだ・・・」



「伊集院議員の見合いを断るにしても…理由が必要だ…。婚約でもしてくれておいた方が俺も断りやすい…」



私と尚貴が婚約??



「…『星凜堂』としては政界に脈絡を作るのもいいかと思いますが…まぁ~早祐さんのキモチが尚貴にあるんなら仕方が無い…」



「もともと、幼い時から思い合っていたようだし…俺が祐早斗を説得してやってもいい」



「…それは心強いです!!濱部社長」



「…お母さん!!?私たちはまだ・・・」






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