セックスフレンド
あたしの隣には貴広が付き添ってくれている。

時計に目をやると、夜中の12時を回っている。

「貴広」

「何?」

「ごめんね。明日仕事なのに」

「別に。いつもこの時間帯は起きてるし」

悪いと思う半面。

貴広がいてくれて良かったと思う。


「紺野さん。紺野愛未さん」

看護士さんに名前を呼ばれて診察室へ。

長いこと待たされたのに、診察は5分程度で終わった。

そして、受け付けで薬をもらい病院を後にした。


「ただの風邪だったか?」

車の中で貴広が聞いてきた。

「うん。明後日までに熱が引かないなら、また来てくれって」
< 131 / 343 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop