セックスフレンド
そうだった。

ここは、改札口を抜けてすぐの所。

たくさんの人達が行き来している。

あたしは涙を拭いて苦笑いしてしまった。

貴広もつられたように、苦笑いを浮かべていた。


それから、貴広の車で(駅の近くの駐車場に停めていた)、ボーリング場へ。

途中、牛丼屋さんに寄って、お昼を済ませた。

貴広は移動中、どこで何をしていたか、一切聞いてこなかった。

何てことない世間話をしているうちに、ボーリング場に到着。


出入り口で、ミカちゃんと哲也さんが待っていた。

「マナ~! 元気してた?」

ミカちゃんがあたしに抱きついてきた。
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