セックスフレンド
ついでに、飲み物の注文をした。


「あの…瑞希くん…」

「何?」

「いつ死んでもいいって……?」

「そのままんだよ」

瑞希くんが、タバコの吸い殻を灰皿に捨てながら言った。

「そのまんまって」

「今日は、マナにオレのこと全部話すよ。
そのつもりで誘ったんだ」

「……」

瑞希くんの全て──。

一体、どんな話なんだろう?


注文していた、飲み物が運ばれてくる。

あたしは、カフェオレを少量口に含んだ。


「オレさ母親から、虐待を受けて育ったんだ」

「虐待……?」

思わぬ言葉に息を呑んだ。

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